13

13/23
前へ
/207ページ
次へ
急にキスをされ、しかも、すごく久しぶりだし、わたしは自分でも顔が真っ赤になっているのが分かった。 創さんは優しくわたしに笑い掛け、そのまま男子達を見る。 「君たち、ありがとな。」 お礼を男子達に言う。 「君たちのお陰で、この子、真っ白な状態でいてくれて・・・。 こんな俺にずっと前から恋をしてくれてるよ。」 創さんは、わたしを両手で抱き締めながら、男子達から背中を向けさせた。 「本当、ありがとな。 君たちはまだまだ若くてこれからなんだし、良い女の子と良い恋愛沢山するんだぞ?」 そう言って、わたしの腰に手を回し、歩きだした。
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

642人が本棚に入れています
本棚に追加