わたしを見て 触って キスをして 恋をして

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数日後 大学の卒業式

「友里～！！こっちこっち！！！」

華やかなピンク色の袴を着た愛実が、会場の最寄り駅でわたしに手を振る。

「ねぇ、友里やっぱりその色にして大正解！！」

愛実に近付くと、愛実がパアッと笑顔になりわたしの袴を褒めてくれる。
と言っても・・・悩んで決められなくて、愛実に写真を送り決めてもらった袴だけど。

「行こう！！」

愛実がウキウキしながら卒業式の会場へと歩きだし、わたしも後を追う。

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