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「またキミは…何を言ってるんですか。彼女はこれから用事があるでしょうに…」
「……あぁ…どうも…」
住人の中で一番身長が高い人…少し癖がついた黒の短髪に鮮やかな緑の瞳の男性…202号室の風香 鳥京(ふうか うきょう)さん。この星詠荘の住人の纏め役的な存在だ
「あ…そうだったっけ!俺、今日は休みだからさー!ごめんねーゆりゆり!」
「……あぁ…まぁ…別に…」
そしたら、ニコニコしながら大神さんが急に抱き着いてきた。何故だ!?この人はやる事がホントに突拍子過ぎて困る…早く買い物に行きたいんだけど…
「……放して下さい…。苦しいんですけど…」
「えー!?やだよ!だって、ゆりゆり可愛いじゃーん!」
「こらこら、彼女を放してやりなさい。苦しそうにしてるし、可哀想でしょう」
「ちょっとー?何で大神さんが有理子さんに抱き着いてんのかなー?」
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