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そして張り込み2日目が過ぎた。
僕は車の中で寝泊まりという事で結構ボロボロ
になっていた。
トイレは近くのコンビニ、食事もコンビニ弁当
風呂も入れず困っていたところ、
3日目の夕方にあのシローさんが来てくれたのだ!
「缶助!交代だ!夏凛姐さんに言われて
やってきたぞ!感謝しろよ!
それと、もしも俺になにか遭った時は
今度は俺のジュニアの番だからな」
僕が意識不明で入院していた時のことを
言っているんだなと思った、
「だから!そんなの順番じゃありませんよ
そんな事より、ありがとうございます。
これで風呂に入れます」
「まあゆっくりして来い、あとは俺に任せろ
姐さんから話は聞いてるから」
「はい、それでは少しの間、よろしくお願いします」
「おう、任せておけ、俺もこの事件に
首突っ込んだからには、最後までやらせてもらうぜ
姐さんには、この間の借りもあるからよ」
あとは、シローさんに任せて僕は
一旦事務所に戻った。
事務所に戻ると夏凛さんが出迎えてくれて
「缶ちゃん、ご苦労様!お風呂入って来なよ
缶ちゃんの部屋のお風呂支度してあるから...
なんなら私が背中流してあげようか?」
「そんな!何言ってんですか!!夏凛さん!!!」
僕はすぐ風呂に入りに行った。
湯船に浸かると大きくため息が出た。
なんて気持ちがいいのだろう
日本人で良かった。
風呂から上がると、夕飯ができていた。
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