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さて、加瀬社長に、ああ言ったもののどこから
始めるか、まずは息子の謙蔵をどうするかだな。
幻の名酒か、早く呑んでみ......?
これだ!これは使えるかも知れない、早速......
「加瀬社長?呑辺です、すみません、ちょっと
お願いがありまして、
関谷くんの実家で新潟産の地酒を数種類取り寄せて
もらえないでしょうか......はい、種類は
5〜6種類で構わないです、ちょっといい考えが
浮かびましてね......えっ!本当ですか?
それはまた丁度いい!
息子の謙蔵の考えを変える良いことが
思いついたんです、まあ関谷くん次第ですけどね
申し訳ありませんが、その名酒と地酒をよろしく
お願いします」
よし、これで大体段取りは決まった。
あとは、夏凛からの連絡を待つとするか。
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私が、いつ実家に行こうか悩んでいた時
携帯が鳴った、お爺さまだった。
「もしも〜し!夏凛か?」
「夏凛です、どうしたの?お爺さま」
「例の件、会長に話しておいたから
直接、夏凛から会長に電話してみなさい
会長も色々考えてくれたみたいだから
私達も出来る限り力になるよ、会長が
夏凛の味方に付いてくれれば
1000人力だからな」
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