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「・・・やめろって!! 急に紅葉の前でそんな風にすんなよ!!」 「どうせ雷がウジウジしてんだろ? 何してんだよ?」 「こっちにだって事情があんだよ!!」 「どんな事情だよ? 雷がいらねーなら早く言えよな。 こっちは何年苦しみながら紅葉狩りしてたと思ってるんだよ。」 「・・・俺だって7年も紅葉狩りしてたんだよ!!」 「紅葉を眺めて楽しむだけで何が楽しいんだよ。 頭おかしいだろ。」 そんな、どっちの台詞か分からない会話を2人で繰り広げる。 その間ずっと私の両目は天野によって覆われていて・・・ 「俺は・・・山ノ内社長っていう前にいた良い男から“木葉とそういうことをしないでもらいたい”って言われたんだよ!!」 それにはアヤメも無言になった。 「天野・・・っ、それは違うから・・・!!」 両目を覆ってくる天野の手を外そうとするけど何も動かない・・・。 仕方がないのでこのまま話してしまおうとした時・・・ 「どうせ会社でも紅葉とエロいことしてたんだろ?」 と・・・。 天野と同じような声で同じような口調でアヤメがそんなことを言った。 そんな大正解の回答を答えた・・・。 紅葉side.....
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