プロローグ

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★プロローグ  新婚初夜。シャーロットはベッドで初恋の騎士に抱かれている。  豪華な寝室で、若い男女は汗みずくになりながら、正常位で繋がっていた。シャーロットは『黒の猟犬』と呼ばれる年上の男に蜜壺の奥を穿たれ、白い喉を反らせて喘いでいる。 「オ、リヴァー……あっ、……んっあんっ、ふぁ、あ……」 「大丈夫だよ……。イって、シャーロット。俺の腕の中で……」  猟犬騎士――オリヴァーが甘い低音で囁いた。 「だって……あ、んっ、待って、待って……っ、い、一緒にイきた、いぃっ……」 「……っ、本当に可愛いな、俺の天使は……。大好きだよ……」  天使とはシャーロットのことだ。亡くなった母とそっくりで、黄金色の巻き髪に、蒼い瞳をしている。 (心から愛していますわ、オリヴァー。私の……旦那様)  シャーロットは漆黒の髪に、エメラルド色の眼をしたオリヴァーにしがみついた。子供の頃から恋をしていた彼とこうして一つに結ばれている。電撃婚約をし、溺愛されているシャーロットは、今太い男根で乱されていた。 「あっ、っ……ん、ふぁ、あ、ぁ、イクぅっ……オリヴァー、愛して、ますわ……っ」 「俺もだよ。シャーロット、愛してる……。可愛いかわいい花嫁……。もう離さない。永遠に俺のものだ……」 「あんっ、好きぃ……、オリヴァー……ッ。あぁ、あっ、あん、あっ……ああぁ――……っ!!」  シャーロットは歓喜に叫んだ。同時に自分も絶頂を迎える。脳裏が真っ白に染まり、全身が軽くなったようにふわふわした。 「……っ、今……全てを君に注ぎ込む……。俺の子を産んでくれ、シャーロット……!」  下腹部の奥に火が放たれたようだった。オリヴァーの精が彼女の媚肉を焼いているのだ。シャーロットはぶるぶると四肢を震わせて、男のものを受け止めた。 (私、今……とても幸せよ……)  ――初恋の猟犬騎士様の妻になれて、本当に嬉しいわ……。  ――いろいろ辛いこともあったけれど、私、オリヴァーを諦めなくて良かった。愛し続けて、良かった……。  シャーロットはそっと目を閉じた。その長いまつげの間から幸福の雫が滴っている……――。
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