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天野さんからの質問に高柳さんが物凄く動揺している。 「え、その・・・笠原さんの初めての相手、女の子なの?」 「そうです。」 「それは・・・ごめん、え・・・どこまでしたの?」 「ちゃんと最後までです。」 「最後までって・・・?」 「私の中にモノが入りました。」 私がハッキリ言うと高柳さんは困惑し、天野さんは大笑いをしている。 「こいつに酒結構呑ませた?」 「結構呑んだかもな・・・」 「寝不足らしいな・・・。 今日はこいつの家に送っていくだけにする。」 「分かった・・・。」 困惑し続けている高柳さんを見て瞬きをしながら、また天野さんを見る。 「私そんなに酔ってませんよ?」 「酔っ払いほどそう言うんだよ。 顔全然変わらねーけど、酔うとよく喋れるのかよ!!」 天野さんが大笑いしながら私の手を優しく引いていった・・・。
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