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ある日の事です。森の奥まで行くと、神社があることを知りました。そこで稲荷様を祀っているそうです。その事がどういうわけか学校中に広まって学校の皆んなを連れて行くことにしました。一年生から六年生まで揃って行きました。壊れかけた神社は秘密基地みたいで、皆んなの遊び場にしようと誰かが提案しました。神社を漁っていたらお賽銭箱の裏には呪文が書いてあることに気付きました。声を出して読んでみても何も起きませんでした。きっとシャイなオバケなんでしょう。こっくりさんみたいな図太さが必要だと四年生の子が言っていました。図太いの意味が分かりませんでしたが、ボクは何となく相槌を打ってしまいました。社会的な流れは小学生にもあります。小学生でも意外と大人みたいな人が多いのです。鬼ごっこをしたり、かくれんぼをして遊んだりしていたら日が暮れてしまいました。帰ろうとした時一人子供が少ない事に気付きました。しばらく探しましたが、その日は結局見つかりませんでした。神社を荒らしたせいで神様が怒ったのだと皆んなは言っていました。ボクには白い狐がそんなことをするようには思えませんでした。モヤモヤとしたものが頭に残っていたので、眠れないと思っていたので、今日は寝付くのが遅そうだと思っていたのですが、すんなりと眠れました
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