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帰りに
とりあえず僕達は山を降り、駐車場まで戻って車に乗り、約束通り焼き肉屋に向かっていた。
車内で長田が僕に声をかける。
「いいんですか、あれ捕まえていれば俺達有名になれたのに」
「ただの事故で不時着した生物を捕まえるのは良くないだろう、長田これから宇宙飛行士を目指すなら他の星の生物とも仲良くなっておいて損はないし、地球人の印象を良くできるぞ」
「そうっすか、じゃあ次俺話してみますよ」
「そうだな一度話すといいかもな」
この宇宙人との交流は僕達だけの秘密だが、いつかきっと大々的な交流ができる日は来るだろうか?
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