僕の初めて※

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僕の初めて※

ウィリアムが僕の身体中を口づけて、胸の印を指で弾くと、僕のお尻はキュンと締め付ける。ウィリアムにすっかり綺麗にしてもらった僕の穴は、今やえっち過ぎる穴になってウィリアムの指をたぶん三本ほど咥え込んでいた。 異物感があったのは最初だけで、ウィリアムの指先が僕の女の子の様に喘いでしまう内側の膨らみを優しく押しつぶすもんだから、僕はすっかりトロトロだ。 はぁ…、こんなに気持ち良いのならマッチングアプリで出会い系しても良かったかも…。僕はちょっぴりこの二、三年の若い性春を勇気がなくて無駄にした事を後悔していた。 僕はチラリとウィリアムの股にそびえ立つ雄々しいそれを盗み見た。すっかり濡れそぼったそれは逞しくて、いや、逞しすぎて!僕のお尻大丈夫なの⁉︎ 「あんっ!ううっ、あぁっ、ウィリアムっ!」 グッと指で僕の中を押し広げられて、僕は身体を仰け反らせた。ウィリアムは僕に甘く唇を押し付けると、囁いた。 「…ハルマは、敏感だね。それに今まで触れた事のないなめらかな肌が気持ちいい…。後ろはもう少し広げないと私のものでは苦しいかもしれない。…舐めるよ。」 舐める?どこを?僕が状況を読む前に、ウィリアムは僕をうつ伏せにして腰を高く引き上げるとお尻を割り開いた。すっかり香油でヌルついたそこは、柔らかなウィリアムの舌に優しく撫でられているのか、うっとりする気持ちよさだった。 さっきまでのこじ開ける様な鋭い快感とは全く違う気持ち良さは、僕をリラックスさせた。舐められながら、窄みの入り口を指で優しく撫でられると、自分でも穴がパクパクとしてるのが分かった。 「ハルマ、欲しがってるね…。」 そう言うと、ウィリアムは自分のすっかり昂ったそれで、ゴリゴリと僕の前から穴までをゆっくりと何度も撫でた。ヌチャヌチャと部屋に響くえっちな音が僕をどんどん興奮させて、僕はもう逝ってしまいそうだった。 触れては離れるウィリアムの昂りに何度も撫でられて、僕のピンと反り返った可愛こちゃんはその度にビクビクと震えていた。 「ウィリアムっ、もう、入れてっ!」 次の瞬間、僕を柔らかくも征服者の様に容赦なく押し入ってくるウィリアムの昂りに、僕は息を止めてしまった。そんな僕の口の中にウィリアムは指を入れて、口内をなぞった。 「っ、ハルマ、息を吐いて…。私を受け入れて。」
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