指輪

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紫に指輪を返す方法を考えたが結局思いつかず、紫の家のポストにそのまま投函した。 数日たち、紫から指輪があったと嬉しそうに報告があ った。俺はそれを聞いて喜んだ。 「何で郵便受けに入ってたんだろ?警察が調べてもわかんないんだよ」   「とりあえず戻ってきたから良かったじゃないか」 警察まででてきているなら、俺はもう紫にあまり関わるのはよそうと思った。 ちょうど都合よくモデルの仕事が忙しくなってきた。俺はカフェのバイトになかなか行けなくなっていった。 それから少しして俺は1人暮らしを始めた。 そして紫とは会わなくなっていた。
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