エピローグ (長めです)

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絶対に好きな男をあきらめさせてやるぞ。 そして俺を好きにさせる。 こんな気持ちは久しぶりだった。 ワクワクしてる自分がいる。 一花を嫌いにはならないだろうけど…。 やっぱりいつかこうやって他の恋をしてしまうものなのだなと俺はひとりごちた。 ふふふ。 今に見てろよ。桐生由依。 自宅マンションで降りて階段を上っていく由依を見ながら俺は、少しうれしくなって、にやり笑った。 ~Fin~
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