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色々と調べていくうちに、
ボンヤリとした矛盾が
確信に、、、
そうだ!これだ!
私の中にあったモヤモヤした物。
きっとこれだ、、、
この真実を、確かめる事を
私は…
私は出来るのだろうか。
それが真実だったら、、、
どうしよう…
怖さに身震いがして、
全身に鳥肌が立った。
私は、あの日から
半年以上動けずにいた。
ずっとずっと悩んでいる、
今もずっと、、、
それでも、やはり真実が知りたい。
私は最初に哲也に
連絡をする。
「 哲也、あの日の事なんだけど」
哲也は
「 雅、一緒に居たけど」
「 アイツ、誰かと電話してて」
「 その後出て行った」
「 そして…」
「 俺…」。
「 そっか、ありがとう」
「 もう薬はしてないよね」
「 うん、してない」
「 良かった」
「 じゃあまた、元気でね」
「 うん」
哲也も辛そうだった、
皆んなに責められただろうし。
雅が電話をしていた相手…
きっとあの人だ!
私はあの人に、
連絡をする事にした。
私はスマホを手に
震えが止まらない。
私「 あっ、もしもし」
「 お久しぶりです、優希です」
「 あ〜久しぶり」
「 何!どうしたの?」
私「 あのぉ、お聞きしたい事があるのですが」
「 いつでも良いので」
「 お時間いただけませんか」
「 ……」
「 いいよ、今日でも」
私「 えっ!いいんですか」
「 ありがとうございます」
「 19時で大丈夫ですか?」
「 あっ!いいよ」
私「 お家に伺わせていただきます」
「 分かった」
私「 宜しくお願い致します」
「 失礼致します」
あ〜心臓かバクバクしてる!
こんな思いは久しぶり…
怖かったー!
でも!こんな事で怖がっていては
駄目だ!
しっかりしなくては。
雅が亡くなってから、
ずっと私の中にあった
モヤモヤ、ザワザワする物の正体を
突き止める為に、しっかりしなくては。
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