出会い

1/4
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ

出会い

雅と出会ったのは、 小学校6年生の時。 雅は綺麗で明るく 太陽みたいな子だった。 自分の意見をハッキリ言う その凛とした姿は、 臆病で、自分に自信もなく、 可愛くもない、私からは 輝いて見えた。 あの子と友達になれたらな、 でも、無理だろうな。 そんな私達が、関わる事に なったのは クラスの宿題で出た、詩がきっかけだった。 私の詩が発表されて、、、 雅が、私に声をかけてきたのだ。 「 優希って、母子家庭だったの」 「 私も母子家庭なの一緒だね」 「 夜は1人なんだ」 私はびっくりしながら、 「 うん、夜はいつも1人」 「 じゃあ遊びに行ってもいい」 「 うん、いいよ」 それから、雅は毎日家に来るようになった。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!