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17才のあの日
夢みた愛は、
楽しく優しい愛だった。
この世の愛は、
悲しく切ない愛だった。
そして、友人は
電車に飛び込んで
自殺した。
17才
5月の蒸し暑い夜だった。
私達は、いつも一緒居た、
そして世の中の大人にムカついていた。
はあ〜
ウザイんだけど。
偉そうに!
ホント!ウザイ ウザイ ウザイ
死んじまえ、
嘘ばかり、いい加減で自分勝手な
大人なんて。
皆んな思っていた。
死んでしまったあの子も
私達も。
この世はウザイ事ばかりで
嘘ばかり、、、
本当の事は何か
分からないまま、生きるしかない。
もがいて、もがいて、、、
苦しくて。
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