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主人公
さて、ではこの世界の最強は誰か?
カバと同化したカバ人間か?ライオンと同化したライオン人間か?
否!それはこの「世界獣人記」主人公、八津方浩紀である。
ある日、八津方がふらりと歩いていると男に絡まれてしまった。
「おい、貴様が世界最強と名高い八津方浩紀か?」
「最強かどうかは知らんが、確かに俺は八津方だ」
「最強の称号はこの俺、蒲田行進様のものだ!勝負しろ!」
この世界に話し合いは無い、戦闘態勢に入る2人。
「俺はカバと同化したカバ人間、装甲の様に硬い皮膚。強靭なアゴ、重量、恐れ入ったかああああ!!」
灰色に皮膚を変色させ、体格も5倍くらいになった蒲田、一方・・・
「来い」
八津方は、全身の体毛が少し増えた程度で、他の見た目には変化が無かった。
「なんだあ⁉貴様は何と同化したのだ?」
「俺はマラバルジョロウグモモドキと同化した蜘蛛人間だ」
「クモだと?腕が増えた様子も無い・・・ワハハハ!まさかこの俺様を粘糸だけでどうにかなると思ったのか?」
「来い」
「上等だあ!ヒポポタスアターーーック!!」
蒲田は体格にまかせて猛突進してきた。
「愚かな、マラバルジョロウグモモドキの特技は粘糸では無い」
「なんだと⁉」
「マラバルジョロウグモモドキ最大の特技は・・・」
「特技は⁉」
「チンコを外せる事だあああ!!」
「な、何い⁉」
八津方は股間からチンコを取り外すと魔法のランプの様にこすり出した。
ちなみに今はヒポポタスアタック中なので
会話をしてチンコを取り出してさすって大きくする、の行程を0.3秒ほどで行っているという事だ。
約17センチの八津方のチンコは10倍の2メートル近いチンコ型の剣に形を変えた。
「チンコブレード!一閃!!」
ぽにょん!奇妙な音と共に蒲田の首は胴から離れた。
「ふっ、またつまらぬ物を斬ってしまった」
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