ダチョウ人間

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ダチョウ人間

「待て」 またしても八津方を呼び止める者がいた。 「俺に挑もうというのか」 「そうだ!・・・たぶん」 「たぶん?」 「うん!俺は・・・お前に・・・何をするのかな?」 「知らん!」 「えっと・・・ああそうだ!俺はお前と闘うのだ!」 「まあ、そうであろう。来い!」 この世界に話し合いは無い、戦闘態勢に入る2人。 「俺はダチョウと同化したダチョウ人間!俺の特技・・・特技・・・お前誰?」 「はああああああ⁉なんだこいつは調子狂うな」 ダチョウ人間に代わって"世界獣人記"著者の私が説明しよう。 ダチョウの記憶力は世界一悪いと言われている。ただでさえ記憶容量の小さい鳥系なのに、眼球が異様に大きくなった事で脳のスペースが圧迫されて、さらに脳が小さくなったと言われている。 「・・・ここどこ?お前誰?」 「チンコブレーーード!」 ボトッとダチョウ人間の首は落ちた。
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