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公開してすぐにバレてたオチ①
八津方浩紀、苦戦しながらも勝利し続け、最強の名を守り続けている。
だが・・・生き物の終わりなどあっけないものだ。
その日、いつもの昼下がり。
八津方は今日で自分が全てを失うなど想像もしていなかっただろう。
「八津方浩紀、その優秀なDNA。私がいただくとしよう」
そう言って現れたのは、阿栗陽菜。通称アグリッピナと呼ばれていた。
「女か・・・」
八津方は一歩引いてしまった。八津方のチンコブレードが自動的に膨張し始めたのだ。
「わらわも貴様と同じ蜘蛛人間、貴様のチンコがわらわを欲してしまった様だな」
その通りだ。同種族の美人にチンコブレードの感度は5Gになっている。
蜘蛛人間の男は同種族の女との受精が完了した時、間違いなく絶命する。
本能は欲しているが人としての部分でビビっている。
出来れば闘いたくない。
しかし・・・!そう、もう何度も記している。
この世界に話し合いは無い、戦闘態勢に入る2人。
「長期戦になれば思わずイッてしまう。一瞬で倒させてもらう」
「さあ、私に果てて、そして逝くがよい!」
精神的には絶対的に不利。
だがアグリッピナにはチンコブレードは無い。
筋力もオスの八津方の方が上、勝機はある!
ぐっと重心を沈めてチンコブレードを納刀する八津方。
居合抜刀の奥義を繰り出す!
「チンコの呼吸、壱の皮・ムケムケ一閃!」
包茎チンコが一瞬にしてズル剥けになった様子を例えて、名づけられた技だ。
突進しながらチンコブレードを抜刀!横なぎでアグリッピナの首を狙う!
しかし・・・
バシッ!とチンコブレードを受け止めるアグリッピナ。
そのままチンコブレードを高速でさすり始めた。
「ほーら、イッてしまえ!」
「うう、気持ちいい・・・じゃない!」
思わず身を委ねそうになったが正気を取り戻し、バックステップし体勢を立て直す。
「もう少しでイキそうじゃのう」
「チンコの呼吸、弐の皮・昇りチンコ!」
大層な名前だが、要は下からの切り上げ攻撃。
なんなく躱すアグリッピナ。
「そんなに大きく振って大丈夫か?」
「まだだ!チンコの呼吸、参の皮・性性流転!」
太刀筋の読めない斬撃がアグリッピナの脳天を捉えた・・・かに見えたが・・・
チンコブレードはボトンッ!!と音を立てて地に落ちた。
アグリッピナの触手が八津方の右腕を切断していたのだ。
「私にはチンコブレードは無い、その代わり発達した触手があるのだ」
「ぐああああ!!」
「片手ではチンコブレードを制御できまい」
「ぐっ!」
「安心しろ、痛みを上回る快感が今から訪れるぞよ」
持ち主の手を離れたチンコブレードは17センチ程度の人並みサイズに戻っていた。
アグリッピナはチンコブレードからただのチンコになったそれを、舌なめずりしながら拾い上げた。
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