先輩と僕

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僕は、水無瀬 優雨(みなせ ゆう)19歳。最近地元の高校を卒業したばかり。

誕生日は9月11日。
顔は、平凡だと思う。

身長も少し平均より少し高いくらいで、髪の毛は、茶色、目は、少し青い。
祖母が言うには、多分、祖父の血を引いたらしい。

僕の家族構成は。
僕1人。

両親は、亡くなり、祖父は、僕が産まれる前に癌で、唯一面倒を見てくれていた祖母は、僕が卒業して3日後に亡くなった。祖母も癌だった。

僕は、何も知らなかった。医者の話だと発見した時には手の施しようがない状態だったらしい。
でも、痛みはあっただろう。けれど、いつもニコニコしてて、僕のことを優しく育ててくれた。最後…まで。

祖母が亡くなったが、保険金があったのでどうにか暮らすことができていた。就職先が決まっていたのも大きい。

周りには、可哀想、とか言われるが、そう思ったことは1度もない。と嘘になるが、僕自身、恵まれているとは思っている。

だから、僕も、頑張って毎日を過ごす。

と祖母が亡くなった時に決意した。