温泉旅行2

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「はーるちん」 ペシペシ、つん、 「はーるちゃん」 つんつん、つん 「ハールヒちゃん」 「……んっ、」 はるちんの瞼がゆっくりと上がる。 肩から落ちたタオルが湯の縁に引っ掛かり、 白い影を水面に浮かせている。 「まだ寝ないでよ、全然足んないよ」 何回ヤったっけ? 三回、四回? ごめんね。抜いたのに全然足らない。 浴槽の外には白濁としたモノが流れきる事無く残っていて、ハルちんの腿にもかかっている。 それをタオルで拭ってあげたら、 「ッッー」 ふるっとハルちんの腿が震えて苦しそうに眉を寄せ、力無く唇が甘く息を落とす。 薄く開いていた瞼が広さを増し、俺からも確認できる黒く澄んだ瞳を覗かせる。 「れんっ、もぅー」 「なに?」 ずくっと中のそれを動かしたら、「はぁっ、」と綻んでいた顔が一気に強張って、俺の肩に爪を立てる。強く刻まれたそれは痛いけど、今はそれよりも心地良い。
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