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「はーるちん」
ペシペシ、つん、
「はーるちゃん」
つんつん、つん
「ハールヒちゃん」
「……んっ、」
はるちんの瞼がゆっくりと上がる。
肩から落ちたタオルが湯の縁に引っ掛かり、
白い影を水面に浮かせている。
「まだ寝ないでよ、全然足んないよ」
何回ヤったっけ?
三回、四回?
ごめんね。抜いたのに全然足らない。
浴槽の外には白濁としたモノが流れきる事無く残っていて、ハルちんの腿にもかかっている。
それをタオルで拭ってあげたら、
「ッッー」
ふるっとハルちんの腿が震えて苦しそうに眉を寄せ、力無く唇が甘く息を落とす。
薄く開いていた瞼が広さを増し、俺からも確認できる黒く澄んだ瞳を覗かせる。
「れんっ、もぅー」
「なに?」
ずくっと中のそれを動かしたら、「はぁっ、」と綻んでいた顔が一気に強張って、俺の肩に爪を立てる。強く刻まれたそれは痛いけど、今はそれよりも心地良い。
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