婚前交渉

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胸だけで頭の中が真っ白になっていた。 「!!?」 次第に下肢へと彼の手が伸びて来る。 「そこは汚いです…侑吾さん」 「・・・大丈夫だ…香澄は特別だ…汚くない…」 「でも…」 「あ…此処か…」 彼の指先が秘部に入って来た。 初めて入る異物に驚き、腰を引ける。 「痛いか?」 私は素直に頷いた。 「指一本だぞ…」 「痛いです…」 「・・・そっか…十二分に濡れてると思うが…まだ無理か…困ったな」 彼は困惑していた。 「此処から赤ちゃんが出て来るんだぞ…香澄大丈夫か?」 赤ちゃんの通り道かもしれないけど、今は想像できなかった。 「それよりも…私は全部脱がされたのに…侑吾さんは脱がないんですか?」 「それは…」 「太腿に硬いのが当たってますよ…」 「あ…これは…」 彼は顔を赤くした。 そして…急に体を起こして…私をベットに放置して、どこかに行ってしまった。
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