915人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は光の指示通り、香澄の居るベットに戻った。
「香澄…」
寝室を開けるとベットの上に居たはずの香澄が居なかった。
俺がトイレに籠ってる間に彼女は・・・
「か、香澄!!!!どこだ!!!」
「此処に居ますけど…」
LDKの出入り口から香澄がひょっこりを顔を出した。
「香澄…すまない…」
俺は慌てて香澄の元に行って、リビングの絨毯の上で土下座をした。
「ゆ、侑吾さん!?」
「すまない…」
「どうして謝るんですか?」
「共にイカなければいけなかったのに…俺だけ一人でイッてしまって…本当にすまない」
「どこに行ったんですか?」
「えっ?あ・・・出たと言うか…」
「!!?」
香澄は全く意味が分からないようだった。
「どう説明すれば…光はオペ中だし…」
俺が一人でブツブツ言ってると香澄が言った。
「具合が悪くてトイレに籠っていたんじゃないんですね…安心しました」
「え、あ…」
「最後までは無理でしたが…キスはできましたね…侑吾さん」
「ん、あ…そうだな…」
最初のコメントを投稿しよう!