ブライダルチェック

5/7
前へ
/187ページ
次へ
「でも…変だな…」 「…そんなに変な事ですか?」 「まぁね…でも、君のお父さんと昔からの知り合いのようだし・・・俺たちよりかは信頼あるんだろうな…」 「・・・」 「侑吾には俺から言っとくよ…」 「いえ…私が自分で言います」 「そう?」 「はい…」 槇村先生と鹿沼先生は私を病院のタクシー乗り場まで送ってくれた。 「ありがとうございます」 「…侑吾の大切な婚約者だし…」 「何かあれば…相談に乗るからね…花京院さん」 「はい…鹿沼先生」 私は鹿沼先生の私用の携番とメルアドを教えて貰った。 私はタクシーの後部座席に乗り、二人に見送られながら東亜を後にした。
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1103人が本棚に入れています
本棚に追加