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帰りは道路事情で時間がかかり、深夜を過ぎての帰宅となった。
私がタクシーを降りるともう一台タクシーが入って来た。
真澄が下りて来た。
「お客さん!!タクシー代!!」
「うるさいわね…折角の酔いが覚めるでしょ!!」
真澄は酔ってる様子でタクシー代を請求するタクシー運転手に食って掛かった。
「わ、私が払います!!」
と私は真澄の代わりにタクシー代を支払った。
タクシーが走り去り、私と真澄が取り残された。
「真澄…大丈夫?」
泥酔した真澄はその場に蹲った。
「触らないで!!香澄…全部あんたのせいだからね・・・」
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