（完結）政略前提マリアージュ～元妻と双子は冷徹な御曹司の一途な溺愛包囲網からは逃れられない～

新婚初夜

「此処が気持ちいいの？香澄」

侑吾さんも私の過剰な反応に戸惑いながらも男として女を感じさせようと努めた。

「侑吾さん…」

「香澄…愛してる…愛してる…」

彼は沢山私に愛を囁き、熱い吐息を漏らながら腰を動かして、共に快楽の頂を目指した。

脳内は白く濁り、体が脱力した。

「・・・できた…」

「・・・」

「君のナカで出せたよ…」

――――私たちの夢だった初体験が新婚初夜に成功した…