ディナーデート~侑吾side~

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「それよりも・・・なぁー成介…」 「んっ?」 「ムードが良く、美味しい店ないか?」 「香澄さんとディナーか?」 「まぁな」 「ふうん」 成介は面白そうに俺を見る。 「サイボーグのお前も人間らしくなったな」 「俺は元々人間だ…成介」 「へぇー…知らなかった。お前は血が通っていないサイボーグかと思っていた」 「あのなぁー…それよりも店」 「はいはい、分かった。待ってろ」 成介は高速で持っていた携帯で店を検索してくれた。 「お前と女の話ができる日が来るなんて夢みたいだな…」 「そうか…」
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