ディナーデート~侑吾side~

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ちょっと待てよ…俺と香澄が結婚すれば…成介とは親戚になるな・・・ 成介は女性の扱いには手慣れているし、節操がない。 ーーーー俺の妻となる香澄を誘惑しないか?? いや、まだ…香澄からプロポーズの返事貰ってないのに、俺は一人で先走っていた。 「侑吾・・・さん?」 考え込む俺の顔を香澄が心配そうに見ていた。 「どうした?香澄」 「ボーッとしていますが…お仕事でお疲れですか?」 「ん、あ…大丈夫だ…ちょっと考え事をしていただけだ…ほら、早くオーダーしないと…」 俺は慌てて、目の前のアラカルトに手を伸ばした。
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