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「赤ちゃんはいつ生まれるか…分からないからな…光は大変だな」
「・・・大変な仕事だけど…赤ちゃんの産声は医者の俺でも毎回…胸に熱い思いが沸き上がって感動する」
「そうなのか?」
「あぁ~では…侑吾と花京院さんの婚約に乾杯!!」
槇村さんが乾杯の音頭を取り、三人でグラスを重ねた。
槇村さんは侑吾さんよりも明るい性格で喋る人だった。
「お二人は性格が正反対ですね…」
「侑吾はクールなヤツだったからな…俺が声を掛けるまでクラスでぼっちだったよな」
「・・・」
「ぼっちか・・・私もぼっちでしたよ…私も槇村さんのような明るい友人のおかげで友人の輪が広がりました」
「俺たちは本当に同類だな…香澄」
「似た者夫婦か…」
「俺たちはまだ…結婚してないぞ…光」
「でも、いずれするんだろ?その時は俺も招待してくれよ」
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