オトナの保健体育!?~侑吾side~

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俺と光の二人で香澄をホテルのタクシー乗り場まで送った。 「今夜はありがとうございました」 「今度君に会う時は結婚式かもしれないね…花京院さん」 「はい…」 「響と二人でお二人の門出を祝いに行くよ…」 光は俺よりも香澄といい雰囲気になっていた。 俺は心の中でモヤモヤしながら二人を見つめた。 「おやすみなさい…侑吾さん」 「あぁ~また…連絡する」 香澄を乗せたタクシーが走り去った。 俺たちはタクシーの遠ざかるテールランプを見つめた。 「これからどうするんだ?侑吾」 「部屋を取って二人でだけで話がしたい」 「・・・誰にも聞かれたくない話か?」 「まぁな」
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