オトナの保健体育!?~侑吾side~

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******* 俺は光と話をする為に部屋を取った。 そして、ルームサービスで軽食とワインボトルをオーダーした。 「侑吾の相談したい事は大方…秘書の奥中さんから訊いている…」 「!?」 俺は言葉を失った。 「奥中のヤツ…誰にも言うなと念を押したのに…」 「奥中さんも侑吾と花京院さんとの結婚生活を気に掛けていたんだろう…まさか…俺と同い年のお前が童貞とは…」 光はクスクス笑いながら俺を見た。 「・・・勉強と仕事と手がいっぱいだったんだ…」 「でも…お前はセレブでイケメンだ。言い寄って来る女性は大勢居ただろ?」 「ん、あ…」 光の言った通り、俺に言い寄って来る女性は沢山居た。 でも、彼女たちは俺自身を見ていなかった。
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