いつかが咲く
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そのひとは、いつも泣くように笑っていた。 だから、最後も…。 ふたりが、ふたりの終わりを確信した日、桜木町に魚が降った。朝、いつも鳴いている近所のコーギーが鳴かなかった。仕事帰りに買ったヨーグルトは、なぜか嫌いなブルーベリー味だった。 そんな、どうでもいいことばかりが心の表面を滑っていく。 はじめて二人で遊びに行った町が、桜木町だった。
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