エピソード1・「おいしいものを好きなだけ」

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 もう彼女にとって、お馴染みになった商店街を歩く。一角にある、おもしろいものを置いた、おもしろいご機嫌店主さんの屋台へ。 「こんにちは! いつもの。頼んでいた餃子、おねがいします!」 「はいこんにちは! ありがとうねぇ、とっておきましたよ~!」  今日も、彼女は餃子を食べる。生きるために仕方なくじゃあない。病気のために我慢して食べるわけでもない。 「おいしいものを好きなだけ食べられるって、サイコーですよね!」   +  スペシャルサンクス!  餃子屋「桃嘉」さん  餃子を召しあがったお客様 (順不同。ありがとうございました!)
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