同じ想い

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同じ想い

「湊斗……おはよ」 「大我、おはよ」  目覚めた君が大きく伸びをしながら欠伸をしている姿を見つめながら、このまま時間が止まってしまえばいいと願ってしまう。  そうすればもう君が他の誰かの元へ行ってしまうこともないのに……。 「なんでだろ……」 「ん?」 「どれだけ好きだと言い聞かせても、気がつくと浮かんでくるのは別の人で、いつも振られるのは俺なんだ」 「なに、それ……」 「いつも頭に浮かんでくるのは、湊斗だから……」
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