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No.9 急展開の圧倒にリコン計画の破壊
診察の結果、
医師「点滴2日間しその後様子見ます。強い投薬で、時間を空けてられません。すぐ、点滴用意して」
看護師「はい わかりました」
医師「入院になります、必要なものがここに書いてありますので確認お願いします。後ほど噛まれた要因を聞きますのでよろしくお願いします。」
房恵と夫は病院に残り、美幸は必要なものを取りに帰り、夫と交代する。
疲れたのか房恵はベットで眠りについている。
〈ヤレヤレ 計画が台無しよ…〉心の声
淳平はまた夢に入り込む
【夢の中】
淳平『これこれ また遭ったのおぉ…お嫁さんには 感謝をするのだぞ そうすれば 早く退院できるはずじゃ、よいな。わしは 忠告・警告を運んできたのじゃぞ よいな 健闘を祈る。ゆっくり休め・・・・・』
【夢終了】
暗示をかけるかのように、パワーを降り注いだ後
はははははっ ハハハハハッ
スーっと夢からぬける淳平。
美幸もソファーで横になって眠っていた。
朝になり、窓からの陽が顔をさして、そっと目を覚ます、あっ、病院だったんだわ、お義母さん大丈夫かしら。
ベットではぐっすり眠っている。腕の腫れも少し治まってきてるような気がしていた。
房恵「美幸さん、ありがとうね 突然入院することになって 慌てたでしょう感謝します。これからもお願いします」
美幸は突然の言葉に,戸惑っていた、だって計画が粉々に散ってしまった瞬間だったのだ。
美幸「はっはははっい 朝食、食べてください 売店行ってきますね」
病室を出た。内職先へ連絡をし、事情を話し納期が遅れることを伝え、承諾してくれた。有難いことだ。
回診で
医師「少し腫れが 引いてきましたね でも、まだ赤いので、もう一日点滴しますが、生活に不便ですが我慢してくださいね。付き添いの方は娘さんですか?」
房恵「いいぇ 嫁です」
医師「素敵なお嫁さんで 幸せですね」と言い残し次の患者へ行く。
房恵に 嫁にしてきた自分の行為を思い出させるように、淳平が導いていたのである。
房恵は今までの行動に恥じらいを感じ、深く反省し、その心が淳平には感じ取れていた。よしよし、これでいいな。いいな。
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