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わたし:そう言えば「雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ)」を説明してなかったな。
なぎさ:雷が収まるってこと?
わたし:せいかーい! でも、なぜこの時期に雷が収まるのかは、よくわからん。
なぎさ:昨日は台風の影響でめっちゃ雷鳴ってたし!
わたし:こういうのって谷中銀座らしいなって思うんだ。
なぎさ:どういう意味?
秋ホテルマイナー政党富士望む
ふ、息を吐くように句が詠める才能が我ながら怖いね。
わたし:はあ、ですねー。
通りからちょっと入るとこんな感じ。これも谷中銀座らしい。
なぎさ:言いたいことがだんだんわかってきた。トロピカルな感じだぁ。
わたし:これが夕焼けだんだんから見下ろした写真で、
こっちが見上げた写真。
なぎさ:思ったより段差がないんだね。
わたし:でも、この階段の威力は絶大でしょうね。
なぎさ:パッとしない商店街がここまで観光客を集めた要因の一つと?
わたし:言い過ぎでしょ。古き良き昭和よりアジア的混沌の方が刺さるね。
イラン、トルコ、ウズベキスタン料理を提供するのが「ザクロ」っていうのがいいなぁ。
花よりも赤く恋よりも胸いっぱい
柘榴の花は夏の、実は秋の季語だそうです。
なぎさ:次に行くのは新大久保じゃないの?
わたし:確かに街スナップってほとんどなかったし。
なぎさ:スカイツリーが下から上まで、どこから?
わたし:確か、言問橋の手前から。
見上げれば帰る燕や川三つ
なぎさ:隅田川、荒川、中川と渡って帰るんだもんね。
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