2023

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23/12/31 信号となった僕らの進む方向は、僕らには選べなくて、なにかにぶつかることもなく、多分終わることも消えることもなく、世界と呼べるところを宛もなく真っ直ぐ突き進む。 信じられるものの跡を追っていた。 その、跡 を指摘されて、そこには何もない、私から視て何もない と言われたようで、幻のように簡単に分からなくなった。 なにを信じていたのだろう この空虚、これは幻ではないのだろうか
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