第3章

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詳細は来月の第3日曜日都内某所でチェキ会及び30秒会話が出来て、プレゼントボックスも設置されるみたい。整理券の発売が来月頭で先着200名。こちらの整理券を購入出来たらイベントに参加出来るみたいだ。と概要欄に書かれてる詳細と照らし合わせながらカレンダーに書き込んでいく。土日は元々仕事が休みだからいいとして…あ、その前にネイルと美容院も行こうと予定を立てる。 「どうしよう…これで本当にツバサに会えたら…」 今まではゲリラで外撮影の時にSNSで流れており、あいにく仕事中だったため、会いに行くことが叶わなかった。だが今回は事前に知らされ、整理券を配布するということは整理券さえ手に入れば確実に会える二度とないチャンスだ。その為には確実に整理券を取得し、完璧な格好で会いたい。今日はもう夜遅いので明日行きつけの美容院とネイルに予約しよう。来月の第2週〜第3週で予約取れたらいいな。そしてうんと綺麗な格好をしてツバサに可愛いって思われたい。そんな気持ちを抱きながら立ち上がり、食器洗いや風呂などを済ませ布団に入った。 「神様お願いします。ツバサに会えますように…」 と眠りにつく前に祈って明日に備えて寝ることにしよう。
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