第6章

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「でしょ?私も毎日連絡きてもこまめには返さない。それが普通よ。だって自分は興味ないんだもん。だけどツバサとアイリは?毎日連絡取ってるんでしょ?その時点でお互い…特にツバサがアイリの事興味ない人ではないでしょ。」 「そうなのかな?」 「だって忙しいんでしょ?そんな人が休憩?休み?の合間を縫って興味ない人に連絡返すってどれだけボランティア精神があるのよ。忙しいからこそ休んでる時は自分のしたい事優先にするでしょ。その中でアイリと連絡を取るってつまりそういうことでしょ。興味なかったら連絡なんて返さないって。」 チナツの力説は納得出来て、話終わる頃には私は納得していて 「じゃあ今後どうすればいいかな?」 この先の展開をチナツに聞くほどに。 「とりあえず次のご飯行けば?約束してないの?」 「焼肉行った時にまた週末空いてる時間作れたら行こうって言ってくれたけど、それ以上は進んでないかも」 「てかアイリ有給取れるよね?そこ週末に拘らずに、ツバサが空いてる日とか合わせて有料取ったら?そしたらご飯だけの時間じゃなくてもっと長く居れるかもしれないし、こういうのって始めが肝心じゃん?」 目からウロコとはこの事。なんで私は今まで気付かなかったのだろう。 「チナツって天才?」 「いや、アイリがバカなだけ。」 サラッと言われたが本当にその通りだと早速ツバサにLINEした。
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