第7章

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そして今日は2連休の日。皆と話し合った結果週末を休みにしたので、私は金曜日から泊まりに来てる。そして明日からどこ行くか相談した結果温泉旅行に行くことにした。でもツバサは髪型ですぐバレちゃうから露天風呂付客室がある温泉に行くことになった。ご飯も部屋食でそれなら部屋から1歩も出ず旅館内ではゆっくり過ごせる。 「楽しみだな〜」 パッキングしながら思わず独り言。ツバサはまだ帰ってきてないので聞かれることは無い。服やスキンケアなど詰めてある程度纏まったかなというところで 「ただいま〜」 「お帰りなさい」 ツバサが帰ってきた。 「これお土産」 「ありがとう」 今日はロケに行ったみたいでお土産を買ってきてくれた。 「そーいやちょっと前にこれも届いたんやったわ」 明らかブランド品のショッパー袋を渡されて 「なんですか?」 「プレゼントや。開けてみ」 ハイブランド過ぎて開けるのを躊躇する。 「なんや?開けんの?」 「だって高いでしょ…」 大事そうにショッパーを抱え込む私に 「なら俺が開けたるわ」 ひょいっとショッパーを奪われ 「ほら」 「まぁ可愛い箱」 「なめとんのか、箱の中身に入っとるわ」 「知ってるけど…開けるの?」 「逆にここまで来て開けへんって選択肢ある?」 「開けなきゃダメ?」 「プレゼントや」 だってこんないい物貰っていいのかな?って思いながらも箱を開けると 「わー!可愛い」 「似合うと思ってん。半年おめでとう。付けたるわ」 「なんでそうやってサラって言えちゃうかな…ありがとう」
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