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タブラリゴ・クイサーブ
タブラリゴ・クイサーブ34歳独身。
名家タブラリゴ家の長男にして第一王子。
ドラミング共和国で最も有力な勢力であり、豊かな財源も保有している。
クイサーブ自身も質実剛健、賢良方正と人格において非の打ちどころがない。
そこまで優秀な男子であり、貴族でもある彼が何故独身なのか?
実は・・・彼には婚約者がいたのだ。
隣国の姫で17歳と若く美しく、小柄なのに巨乳と、それはそれは男の願望が詰まった女性であったのだが、名誉の死を遂げた・・・と言われている。
クイサーブは婚約者の死をそれはそれは深く悲しんだ。
しかし、タブラリゴ家の長男としていつまでも、失意に沈んではいられない。
新しい婚約者を探さなければならない。
これはタブラリゴ・クイサーブが新たなる妻を見つける物語である。
なあに、ここまで完璧な男なのだ。
すぐに相手など見つかるだろう。
この物語はすぐにハッピーエンドで幕を下ろすはずだ。
・・・たぶん。
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