第2話

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主人が会社を定年退職をして、一人、娘が成人を迎えた時に愛の巣が壊れる音が聴こえました。「ガシャン!パリーン!」 マンションは購入して25年経過してしました。でも、まだ、10年も支払いが残っています。金利が2%でも金額が2500万ですと利息が50万円ついてしまいます。初めの内は利息ばかりで元金は減りませんし、本当は買えない立場なのに、マンションを買ってしまったのが間違いでした。よくある失敗です。始めから買わなければよかったのですけど、人間には欲がありますからマンションを買ってしまったのです。最後に残ったのは、独り娘だけです。そんな独り娘に悪い男がついてしまいました。娘は悪い男に洗脳されてしまい、マンションを空ける日もありました。家に帰って来なかった事を聴くと、 「もう、うるさいわね、もう子供じゃないんだから、少しは私の好きにさせてよ」 娘の言うとうりでした。確かにもう、20歳ですから娘の自由でした。主人とは、すっかりセックスをする事もなくなり私自信もたまっていました。
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