バイト先がシェアハウスしてる同級生の家なんだが

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この俺、永田優成はバイト先が決まった。 どうやら家に週3で行って清掃する仕事らしい。 いろんな事情でバイトせざるを得なくなったが、 まあ仕方ない。そんなことを思っていると ポンポンと肩を叩かれた。 同級生の南夏菜だ。 「今日暇ー?」と聞かれたので 「ごめん、今日バイトなんだわ」 夏菜はなるほどねみたいな顔をして、 「じゃあまた今度ねー」と教室の席に帰った。 そして授業が始まった。まあ、 俺は時間軸を移動させるけど。休みも大事だよね。 すると後ろから教科書でつつかれた。 「げっ‥‥‥‥‥‥」同じく同級生で生徒会長、武田葵だ。 こちらを睨んでいる。 (頼む‥‥‥寝させてくれ‥‥) しかし結局寝ることが出来ず、意気消沈したまま バイト先へ向かった。 さて、家に着いた。でっけぇ。 かなりの金持ちだろうな。 それにしても週3の掃除で5000円って結構じゃないか。 そんなことを言いながら門を開け、 チャイムを鳴らした。 「はーい!!」 と出てきたのは 「え!?!?」なんと、生徒会長の武田葵だ。 少しの沈黙のあと「‥‥‥‥何しに来たの?」 「いや‥‥‥‥ここの掃除のバイトがあるから‥‥‥‥」 すると、え?という表情をしながら 「え?‥‥‥‥‥貴方なの?」 「うん」 「えー!!!!!!!!」‥‥‥‥うるさい。 「なになにーうるさいよー葵」 すると奥からもう一人やってきた。 「あれ、ユウじゃん!やっほー!」 なんとそこには、南夏菜がいた。 「遊びに来たの?今日バイトあるんじゃ?」   「いや‥‥‥‥ここのバイト‥‥‥‥」 少し黙ってから 「‥‥‥‥えー!!!!!!!」‥‥‥‥‥うるさい。 まて、さっきもこのくだりあったぞ。 「そっちは何しに来てたの?」と聞き返すと 「え?ここ私の家だよ?」‥‥‥‥ん? 門には武田と書いてあった気がするんだが‥‥ 「あーユウは知らなかったかー!」 「私ともう一人と、葵でシェアハウスしてるの!」 ‥‥‥‥‥えっ?‥‥‥‥え? 衝撃の事実に、固まることしか出来なかった。
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