11人が本棚に入れています
本棚に追加
夢
「起きて!起きてよ!」
娘の明るい声に目を覚ます。
私はどうやら眠ってしまっていたようだ。
「あ...怪我はない?」
「お母さん、何言ってるの?」
「え?...だって、交通事故に遭って...」
「お母さん、交通事故になんか遭ってないでしょ?大丈夫?熱あるのかな...体温計持ってくるね」
夢、か...良かった。じゃあ、白うさぎは?
ふと、寝返りをうった。
私が眠っている横には、白いふわふわのうさぎがいたようだった。そのうさぎは、いつもと変わらず可愛らしい顔を浮かべていた。
私は、少し疲れていたのかもしれない。
おやすみ、私の白うさぎ。
最初のコメントを投稿しよう!