俺じゃ…

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俺じゃ…

「司…となら、そうなりたいと思える…けど」 てっきりまだ怖いんだとばかり思ったから。 『いや、無理矢理も急ぐ気もねぇよ』 「うん、ありがとう。でも…一緒には寝てくれる?」 『クソ…その顔、ズリぃよ…わかった、抱いて寝てやる』 「全部覚えてる事、みんなに知られたくないから…もし、うなされるようなら殴ってでも起こして」 『キスして口塞いでやるよ』 司ならやりかねない。 そんなの心配なかった、司に抱かれてるとぐっすりと眠れる。 そんなある日。 【神さん、手合わせお願いできますか?】 「カジさん、俺鈍ってるかも…」 【手加減しますよ?】 「そうですか?じゃぁ…後で泣いても知りませんよ?」 『なんだよ…ふたりで遊ぶのか?俺も入れろ』 【司さんは仕事が溜まってます。終わったら…邪魔しに来てもいいですよ?】 『カジ…覚えてろよ』 「司、がんばれ」 バシッ!バシッ! はぁはぁ… 【さすがです…ですが、空手だけじゃ司さんを守れませんよ?】 「カジさん、やっぱ強いね?」 俺は隙を取られ、後ろからはがいじめを喰らう。 耳元にカジさんの唇が…
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