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そしていつのまにか20歳を超え、終わりが近づいているのを感じた。付き合っていた彼に病気のことを話し、私は笑顔で彼を見送った。
なんとなく、今日が最後だと思った。彼を呼び出し、最後にその顔を見たかった。
ごめんね。
とも
愛してる。
とも言うことができず、私は道路のど真ん中で21年と言う短い人生を彼の隣で終えた。
後悔はない。ただ一つあるとするなら、私が彼を幸せにしたかった。
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