ずっと愛していた

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「鈴音、俺中学生になったから付き合って」 高校1年のバレンタインの日、地元制服に身を包んだ彼は再び水色のリボンでラッピングされたチョコを渡した。私の言ったことを忘れていなかったことに驚かされた。 「じゃあ、私と同じ学校に合格したらね」 私は再び去年と同じようにチョコを受け取った。今度こそ諦めてくれることを祈りながら。
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