動かない「汽車」!?

1/1
前へ
/25ページ
次へ

動かない「汽車」!?

 汽車……というのは、もう、死語なのでしょうか。  と、おもってネットで調べてみたら、徳島県には、電車が走っていない……と、ありました。  2023年の今も。  全線、電化されておらず、ディーゼルエンジン車なのだそうです、徳島では……😳🤯  じつは……紙葉は、徳島県出身です。  以前、エッセイ(いまは非公開)にも書いたことがあるかも。  鳴門市生まれです。  高校卒業まで鳴門市で、大学は山陰です。松江で五年暮らしました。宍道湖(しんじこ)の短編で書いたかもですね(いまは非公開)。  で、学生時代も、社会人になってからも、「汽車、汽車」と、周りに言い続けてきました。そのつどみんなから笑われたりしたのですが、やっとその理由が、いま、わかりました🤭💬🤔  なんだ、徳島には電車がなかったんだと(´∀`*  不思議ですね。  で、そのドラマの撮影は、汽車(おそらく蒸気機関車?)の中でした。  乗客は二名……  エキストラの中から紙葉は抜擢されて(?)、その二名のうちの一人に……。  玉木宏さんが、車内に佇んで、窓を見ながら、独り言を言っているシーン撮影でした。あるいは、事件の検証を一人でしている?シーンだったかもです。  2011年9月放映のテレビ朝日ドラマスペシャル『砂の器』(全二回)でした。  で、紙葉は、カメラ目線で、ちらほらと玉木宏さんのほうを眺めていたら、撮影監督さん(?)が、 『あ、そこ、あなた、!』 と、ダメ出しされてしまいました。  しかも、その上、 『あ、うつむいてくださぁい』 と。  工エエェェ(´д`)ェェエエ工  ハットをかぶっていたので(衣装係の人に渡された)放映時には、そのハットだけが大きく映ってます。(´;ω;`)ウッ…  撮影場所は、大阪交通博物館(港区)。  いまは、完全閉館しているようです。  そこに設置されていた、国鉄時代の蒸気機関車の車両が、なのでした。  つまり、動かない、停まったままの車両。  でも、放映時には、ちゃんと動いてましたぞ(動いているように見えてました)。窓からの風景も、放映時にはちゃんとなってました。  すごい技術ですね……いまさらながらですが。    個人的には、この玉木宏さんこそ、明智光秀役が似合いそうだと、ふと、そのときに思いました。  さて、休憩時。  車掌さん役のエキストラ(やや小太り)さんが、紙葉に 『写真撮ってくださいませんか?』  と、携帯を差し出してきました。  本当の役者さんらしく、でも、セリフは、 「切符拝見します」 だけ。  そして、刑事役の玉木宏さんの質問に頷いたりしているだけ。  でも、でも、それからほんの数年後に、 その方は、アガサ・クリスティ原作のオリエント急行のテレビドラマ(三谷幸喜脚本・2015年)に、かなりセリフの多い、キーパーソン的乗客として出演されていましたよ。  (お名前判明しだい、書き加えておきますね)。  ひゃあ、よかったですね。  やはり、「切符を拝見する」側ではなく、殺人チーム乗客側のほうが、なにかと、行動する範囲が増えていくのでしょうね……💬🤔🤭    
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加