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先生には、生年月日と名前だけ紙に書いて渡した。
すると、先生はサイコロを振って出た目を年季の入った本で調べたり方位書のようなものを見たりしているようだった。
私がこれから何を聞きに来たかまだ知らない先生がいきなり「あなた、今年は怪我に注意して。前後左右、上と下もよ」
またまた度肝を抜かれた。
それから今まであったことをお話して、まだ左と上下を気をつけるように言われて、お守りをもらって帰って来た。
「来年の立春までの辛抱だから……そうしたらまた良いことあるわよ」と励ましてくださった。
なんとなく、気分が楽になり気をつけながら日々を過ごしていたわけ。
左は、雨の日に自転車に乗って左側を走っていたら段差のある道に出る時の角度を間違えてスッテンコロリン。
お尻を打っただけでセーフ!
あとは、上下だ!
下は料理中に足の指にガラス蓋を落として爪は真っ黒。腫れたけど骨は大丈夫だった。
痛かったけどお守りのおかげだと思った。
あとは上だけ。
上から何か落ちて来て死ぬ人がいたりするよね。
それなんじゃないか?
しょっちゅう上を見るようになって落ち着かない。
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