お兄ちゃんと血が繋がってないなんて聞いてません!

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 ギシッと音を立てて透がベッドに乗ってくる。 「お兄ちゃん?」  花音が不安げな眼差しを透に向けると、透が花音の唇を塞いだ。 「んっ!んぅ!」  そのまま花音を押し倒し制服のシャツのボタンを器用に外していく。ブラジャーがずらされ胸をぎゅっと握られた。 「んーん!んー!」  しかし透は口付けを解いてくれない。胸をやわやわと揉みしだき、胸の突起を指でクリクリと弄る。そこでやっと口付けが解かれた。 「お兄ちゃ…だめ…だよ…」  私たち、血が繋がってるんだからそんなことしちゃだめだよ!しかし花音の心の叫びも届かず、透の唇が胸の突起に吸い付いて。 「あっ、ぁんっ」 「花音の乳首、もうこんなに固くなってる」  指でつまみながら透が楽しそうに笑う。花音は恥ずかしさで腕で顔を隠した。透の手が、膝までショーツが下げられたままだった下半身に向かって。  まだ先程の蜜でビチョビチョな蜜口を撫で上げれば。花音は嬌声を抑えることも出来ず鳴いた。透の指が花音の蜜口に二本同時に挿し込まれて。 「あぁっ、お兄ちゃ、やぁっ」  グチュグチュと音を立てながら指を出し入れする。 「ほんと花音、開拓されてんのな」  二本の指を苦も無く受け入れる花音に透がそう呟いた。  言わないでよ!お兄ちゃん!  やがて指を何度も何度も出し入れしていると花音の体がガクガク震えて。 「おにい…ちゃ、ダメ…イッちゃうっ」 「イッていいよ」  花音の体がブルブルっと震えて。  思わず花音は透の背にしがみついた。 「イクッ…イッちゃ…あぁぁっ」  お腹をブルブルと震わせて花音が達した。  荒い呼吸を整えながら透にギュッと抱き着く。  すると透が制服のベルトをカチャカチャと外し始めて。  花音は透のしようとしていることに青ざめる。 「お兄ちゃん!ダメだってば!」 「本物挿れてみたいだろ?」  でも…お兄ちゃん…  私たち兄妹だよ?
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